「こっち見て? 大丈夫だから。 よくなったかな?って、胸に聴診器当てるだけ。 身体の力抜こう、また苦しくなっちゃうから。 まだ、僕の事怖いですか?」 真剣な顔で、私の目線に合わせて話してくれる先生。 こんな誠実な人いるんだ。 申し訳なさでいっぱいになる。 何故か涙が盛り上がってきて、目をそらして俯いた。 「っだ、大丈夫です、、 ごめんなさい、慣れなくて、、、 先生のせいじゃない、、。」 そう言うと、ほんの少しだけ驚いたような顔を一瞬見せたが、また診察を再開した。