執事がアメリアの腕を引く。扉の方へ向かい、出る直前に執事だけ外へ出した。 ガチャンと重厚な鍵の閉まる音がした。執事がその扉を大きく叩く。 「姫! 姫様!」 アメリアは静かに笑って扉から身体を離した。 これは酷いな、とルイスはその様子を他人事のように見た。 随分遠くまで来ることが出来た。 隣にはシーラは乗っている。 ルイスの制服を羽織り、黙ってシートベルトを締めていた。