それから欠伸をかみ殺して、ソファーに寝転んだ。
「マイケルがここに家を持ってることは知っていたの?」
「いや、知らなかった。エミリーが結婚したのは俺が家を出てからだった。マイケルと一緒になったと聞いても驚きはしなかったが」
「エミリーは案外貴方のことを待っていたのかもしれないわよ。でもルイスがあんまりエミリーを放っておくから、彼女はもう片方の彼と結婚した」
安っぽいストーリーだ。シーラは言いながら笑ってしまった。
「止めてくれ」
「縁起でもない?」
「仮にも幼馴染だ」
「この家、おかしいわ。何年も放っておかれたみたい」



