シーラとルイスはきょとんと「何をするのか」という目で見ていた。
「ありがとう、いただきます」
アメリアはごく普通に、にこりとシーラに笑いかけてイーサンの食べかけを食べ始める。
「もしかして、毒見?」
「不快に思われたらすみません。城では毒見役がいたのですが、ここではそうもいかず」
「不快とは思わないけれど、毒見をつけないといけないほど命を狙われてたということ?」
シーラが問うと、イーサンではなくアメリアが答えた。
「国民と通じ始めてからは特に」
サンドイッチを包んでいた紙がカサカサと音を立てる。



