つまり、今の革命家たちと同じ気持ちでいたという。
「一緒にいる執事のものはないのね」
「名前はイーサン、国がどこなのかも分からないって話だ」
「ふうん」
「お前は何か王女について知ってること、ないのか?」
やっとアスファルトの道へ出た。
でこぼこの道に少し酔いそうになっていたシーラは救われる。
「寧ろどうして私が知ってると思うのよ。見たこともないわ」
「シーラ・リスター。お前も革命家だったんだろう。城内部のことを調べたんじゃないのか」
その言葉を否定するつもりはないが、ひとつ訂正入れるならば。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…