聞き捨てならない言葉に、シーラも言葉を返す。
「貴方、自分が男だって知らないの?」
「女性ならほいほい男の部屋に来るなよ。防衛能力が死んでるとしか思えない」
「あら、一緒に車の中で寝た仲じゃない」
口を噤んだルイスを見て、シーラが笑む。きゅっと細くなった青い目に、カッパーの目が明後日の方を向く。
ルイスは諦めて、シーラを部屋に通した。
窓の方で寝転がったルイスと、その手前に遠慮なく寝そべるシーラ。
この二人の貞操観念はどうなっているのか、とマリアが見たら言うだろう。
「ねえ、面白い話は」
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