「松尾は……中学の頃、通ってた塾の先生だったの」
間違ってない。
塾の先生だった、これで納得してほしい。
「ふぅ~ん?
塾の先生とキスなんてするんだ?」
「しないけど……」
どうしよう、このままじゃ本当に……
そう思ったとき、助けてくれる人がいた。
「お、山本。またイジメか?」
「なっ……!!柊」
柊 弘樹(ひいらぎ ひろき)。
実は私の幼馴染だったりする。
「こいつが次のターゲット?
だったら、俺が許さねぇけど?」
こいつはいつも、私が何かあると助けてくれた。
私にとって、唯一頼れる人。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…