「高橋も気づいたか。

俺たち、肝心なことを聞くの忘れていた。


本当は連絡も避けたほういい、呼び出しもまずいとは思ったけど。


さすがにあと2年近くお前と2人で会えないのは、俺も辛い。

だからせめて、連絡くらいならって。


連絡くらいならバレないだろ」



確かに、卒業まで結構な時間あるし

それまで何もなし。ってのも辛い。



でも松尾まで、そう思ってくれているのはすっごく嬉しい!!



「なに、ニヤけてんだ?」


ふぇ?ニヤけてた?



「別にニヤけてないもん!!」


「はいはい、ほらこれ。帰ったらメールしといて、電話番号書いて」



松尾ぉぉぉぉお!!!