「ティナ様の部屋で何をしていたの?」


ダーモッドは部屋を出るとアメリアの声がして驚き身体をビクッとさせた。


「話をしようとしたけど眠っていたんだ」


「お前がティナ様と話をするなんて珍しい」


アメリアはダーモッドがティナに何かしたかと疑いの目で見る。


「別に、な、何にもしていないよ」


ダーモッドはぎこちなく大きな声を出した。