「おーはーよっ!!!」 いつもよりも明るい彼女の声で目が覚める。 基本的に俺の脳は部活まで寝ているのだ。 無理に起こされるのは好きではないが、 朝から脳を起こすことでなんだか 一日スッキリ過ごすことが出きるようになった。 「うん、おはよ。」 「なに、辛気臭い顔して。」 「そんなことないよ。」 「ふーん。」 何気ない会話も少しずつ意味がある気がしてきた。