「なんだよ、音楽って。」 この状況を読み込めずにいる芳樹を 一人置き去りにして、 俺は彼女の、 いや、 永澤李与の目をまっすぐに見た。 彼女の真実を知りたいという単純な想いと、 彼女に一瞬も油断をさせないために。