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『ガラガラ_____』
私以外誰もいなくなった教室にドアを開ける音が響く。
よって言いながら片手を挙げた晶。
そのまま私の前の席に腰をかけると
「ごめん、ちょっと先生に呼び出しくらって遅くなった。」
そう言って黙り込んでしまった。
どうしよう…話切り出しにくいな。
「話、あるんじゃないの?
早く終わらせて、覚悟はできてる。」
そう言った晶の声は少し不安そうなイライラしてるような感じだった。
「ごめん。私…嵯峨くんが好き!
こんな中途半端な私の事好きでいてくれたのに本当にごめん。
幼馴染って関係も嫌になっちゃうかもしれないけど、それでも私嵯峨くんが良いの。」
「……こんな正直に真っ直ぐ告白してくれてるのが俺じゃなくてあいつってなんか残酷。」
「ごめん。」
「謝んなくていいよ。
莉奈があいつの事好きって莉奈が気づくより先に知ってたし。」
「な、なんで?」
「んーなんとなく。俺と話しててもあいつの事考えてるっぽかったし。
どうせこんな事言ったらまた謝るんだろ?
莉奈は堂々としときなよ、俺があいつとの競争に負けただけなんだし。」
「うん。わかった。」

