「わかってるよ自分でも…
でもそれくらいしないと晶くん、私の事見てくれないし…
でも友達の莉奈は傷つけてたくないし。
私バカだけどこれでも結構真剣に悩んだんだから。」
少し俯き足元の小石を蹴りながらそう言ってる声は少し震えてる。
「岡本も俺と一緒だな。
俺もどうしたら莉奈に気持ち伝えれるかすげぇ悩んでる。
俺、今度の土曜日気持ち伝える。
だから岡本も頑張れ」
岡本の頭にぽんぽんと手を乗せると1粒だけキラキラしたものが地面に落ちていくのがわかった。
岡本のためにもちゃんと想い伝えねぇと。
あいつに負けてらんねぇ…。

