目を覚ますと私は川の中だった


「ごぼっ」


急いで空気をすおうと水上に出る 。


すると先輩が泳いでくるのが見える。


急いで先輩は私を担いで岸まで行く。


「ハアハアハア」


「大丈夫...か?」


私は先輩からパッと離れる。

が、遅かったみたいで全身に震えが出る。


「どうした?寒いのか?」


「い...え。私、男性恐怖症で...触ると震えが止まらないんです。ごめ..なさい」


「いや、大丈夫だ。でも俺の頭撫でてくれたよな?」


「あ...撫でるのはいけるんです」


「そうか」


そこで会話が途切れる。


さっきまでおぶっていた記憶のあるりくがいない...


「っりく達は!?」


「そこで寝てる」


「よか..た」


先輩は私の服を見るなりぱっと向こうを見る。


私は自分の服を見る。


制服が水にすけて下着が見える。


「あ...」