俺様彼氏が好き過ぎてたまりません

「まあさ、なにがあったのかは知らないけど、悩むのも人生の中で必要だからさ。お互い、頑張ろうぜ!」

「……っ!はい」

「フッ……」

優しく微笑んだ顔までそっくりだな……

「そだ乙女ちゃん、いい人いない?」

「いい人?フリーなんですか?」

「お恥ずかしながら」

「なら、あたしのお姉ちゃんはどうですかね」

あたしは、スマホのギャラリーを開き、お姉ちゃんの写メを見せた。

「うわ、綺麗……」

「見た目だけですって……ボーイッシュ系で、男っぽいですから」

「めちゃくちゃOK!」

「あ、そうなんですね……」