その夜、私は決めた。




この子をまともにする。




今は行方不明の魂だけど、帰ってきたらびっくりするくらいキレイにする。


そして、私も、感謝されながら天国へいくんだ。



と、勝手に抱き枕をきつく抱く腕を無視しながら、決めた。



あ、おい、ちょっと待て。


顔が近い、顔が。



唇が、え、まさか、

やめろ、抱き枕にキスをしようとするな!!!


うぐぐぐくっ!!


力、強っっ!?



むぐぅぅ・・・・・。