「ぬぁぁぁあっあぁぁぁあっっ!!!??」 違和感の正体はこれか! トイレの鏡に映る私は、私じゃなかった。 「ぬぁっ」 大声で叫んだせいで、尿意の波が一気にきた。 というか、先端のひとしずくは、 もう「みんな、お先にー」って感じで、 外の世界に明るく新たな一歩を踏み出そうとしていた。 「やばっ!!!」 看護師さんの手を振り払い、個室に飛び込み解放する。 もう、ズババババ。 レーザービームなみの威力に、自分でもひく。