そのデスクは、大きなパソコンが中心に1台。
両隣に小さなパソコンが1台ずつ設置してある。
「空いているスペースに置いておいて」
そう言う副社長だが、止まらない速さで
キーボードを打っていく。
表情は、真剣で思わず見惚れてしまった。
凄い……速い。
「何?」
その言葉にハッとした。
「あ、あの……すみません」
思わず見惚れてしまった事が
恥ずかしくなる。
デスクもたくさんの本や資料が
山積みになっていたので
片手で整理をしつつ空いたスペースに置いた。
するとマウスを動かしていた副社長が
「ついでにいいものを見してやる」
そう言うと私にパソコンを見るように
指示を出してきた。



