すると
「おい、萌。
いつまで朔夜を呼びに行っているんだ!?
料理が冷めちまうだろーが!!」
ドンドンとドアを叩かれた。
「はい。今行きます!」
慌てて返事する。
「何だ……残念。もう時間切れか。
まぁ、楽しめたからいいや」
副社長は、そう言うと何も無かったかのように
立ち上がった。
ビクッ!!
思わず肩が震え上がった。
副社長は、そんな私を気にすることもなく
こちらに近づいてきた。
「な、何か用ですか……!?」
ビクビクしながら後退りする。
「……そこ邪魔。出られない」
「えっ?あっ!!」
うっかりドアを塞いでいた。
なんて恥ずかしいことだろうか。



