「いえ。特には……」
好き嫌いとかを言っている場合ではないし。
「そうか……ならいい。
アイツは、偏食が多過ぎるからな。
お前を見習って何でも食べてくれるといいのだが
よし出来た。
萌。出来たと朔夜に伝えて来い」
「えっ?私がですか!?」
正直嫌だと思った。
「どうした?朔夜を呼ぶのが不満なのか?」
「あ、いえ。呼んできます」
仕方がなく。
副社長を呼びに向かった。
社長と副社長は、似ていてもやっぱり違う。
社長は、副社長の偏食を気にしていたり
世話焼き女房みたいだ。
それかお母さんっぽい。
コンコンとノックをすると返事がきた。
「失礼します」
ドアを開けると相変わらず本などに溢れて
汚ない部屋だった。
「何だ?」



