ダメだわ……そんなことをしたら
副社長の事だから本気で何をするか
分かったものではない。
私には、逆らう権力はなかった。
ゲストルームを見ると広くて綺麗に
整理整頓されていた。
どうしよう……私。これからどうやって
2人に顔を合わせたらいいのだろうか?
お母さん……。
不安になりながらも私は、しばらくして
リビングに行った。
リビングに入るといい匂いがしてきた
社長が何かを作っている最中だった。
もう一度謝ろうと近付いて行くと
ブリと大根を煮付けていた。
「うわぁ~美味しそう」
あまりにも美味しそうだったから思わず
声が出てしまった。
すると社長が作りながら
「そういえば、お前……好き嫌いとかあるのか?」
私に質問をしてきた。
好き嫌い……ですか!?



