ビクッ!!

も、もしかして軽率な行動をしたから
怒っているのだろうか?

どうしよう……。

動揺をしながらも
恐る恐る部屋の中に入って行く。
社長は、ゲストルームに案内してくれた。

「ココを使え。寝る時は、必ず鍵をかけておけよ?
荷物を置いたらすぐに食事にするから来い」

それだけ言うと行ってしまった。

「ありがとうございます」

頭を下げてお礼を言うが
無視されてしまった。

やっぱり怒っている。

こんなことなら、やっぱり
副社長が怖いけど自宅に帰った方が
いいのだろうか?

しゅんと落ち込みながら居ると
スマホが鳴り出した。

見てみるとLINEだった。

送られてきたのは、私と社長が
kissをしている画像付きだった。

それを見てサッと血の気が引いた。