「何故それを……?」
ま、まさか見ていたの?
すると副社長は、クスッと笑う。
そしてDVDのディスク私に見せてきた。
「これには、お前と響夜がkissをしている時の
映像が保存されている。これを
社内のパソコンに流したら、どうなると思う?
響夜に憧れる女どもが睨まれるぞ」
やはり悪い予感は、当たっていた。
副社長は、監視カメラで観ていたんだ!!
全部……。
「副社長……お願いします。
それだけは、やめて下さい」
私は、必死に頭を下げた。
「なら、条件がある。
今日からお前は、ここに住め」
えっ……?
「ここに住めって……。
社長と副社長のご自宅にですか!?」
副社長が出してきた条件を聞いて
驚いてしまう。
だって……それって同居をしろってことよね!?