その授業を4日間受けたら入学出来るかも。というデザイン学科の試験の後に卒業した母校のオープンキャンパスに行ったと思う。

一面、緑の芝生!!芝生には小道があり移動が出来るようになっている。
両親と行ったオープンキャンパスで
「綺麗な学校!ここにする!お願い!」と入学したいと思った。

実はその芝生、入学してから知ったが、オープンキャンパス以外の時期は枯れていた。
確かでは無いがオープンキャンパスの時期に何やら手入れをしていたように思う。

芝生だけで入学を決めてしまったのだ。
後は家からの通いやすさ。通いやすさは毎日の事になるし重要視して良かった。
当時も現在も通いやすさは一番重視する事だ。

高校入学した時はまさか、こんな良い事になるとは思ってなかった。
勉強に力を入れて勉強してきた人が入れる学校ではなく、分かりやすく言えば志望校に落ちたら行く高校に通った。
勉強に力を入れていない子達の集まりの中で成績が良かったのだ。良い成績者には面接と小論文だけの指定校推薦という権利が与えられた。

中学の頃は親に勉強しなさい、宿題しなさい。言われた事が無かった。
最近まで、どうして言わなかったかは、母親自身が自分で勉強してきたから、すると思って言わなかったんだ。と自分で理由を見つけたし母親本人にも、自分で勉強してたから勉強すると思って言わなかったんだよね。と母親の有無を確認するつもりもなく断定的に話した事がある。
今、気づいた事。それは諦められていたという事。諦めていたからこそ有無も言わず無言だったのだ。そして恐らく本当の事に気づいてしまったからには、もう確認する事は出来ない。

何年も経っていたとしても親子共々、良い気分になる話題ではない事は確かだし、私は傷つきもするだろう。