異世界にて、ファッション革命起こします!!


そうして、デザイン画を書きながらゼアン君と楽しく控え室で過ごしていると、コンコンとノックの音がしてお父様とお母様が来た。


「モネ、ゼアン。客人も揃ったから二人をお披露目するよ、行こう」


とうとう!この時が来たか。
私の表情は緊張から固くなってきている。
それを見たお母様は、柔らかく微笑んで抱きしめてくれた。


「心配しないで、モネはもう私達の大切な娘で家族よ?何かあればすぐに言いなさい」


腕を緩めて、視線を交わせばあれだけ固くなっていた私も落ち着きを取り戻せた。
どの世界でも母の力は偉大である。


「はい、お母様。ありがとうございます。もう大丈夫です」


ニコッと返事をするとお母様とお父様は頷きあって、ゼアン君と私は手を繋ぎ四人で控え室をあとにした。


バラや季節の花々が植えられたシュヴァイネル家の庭園はとても美しく、そこに置かれたテーブルには家の料理人たちが腕によりを掛けた美しく盛り付けられた美味しそうな食事が並んでいた。
少し広めに取られたスペースまで私達は進み、そこでお母様とお父様に挟まれて私とゼアン君が並ぶ。
そんな私たちの後ろにお姉様夫妻にお兄様も並びシュヴァイネル家が勢揃いした。