お昼前の十一時がパーティーのスタート。
よって現在十時を過ぎたところ。
続々とお客様が来ていて、感嘆の声が聞こえてくる。
「イライザ様お久しぶりにございます。今日のお召し物はまたとても美しく素敵ですわ!どんな方がお作りになりましたの?」
「ぜひ、この服を作れるお針子を教えていただきたいわ」
などの言葉が飛び交っている。
私はそれを控え室で聞いていた。
私の紹介はパーティーが始まってからと言われているのでお出迎えは無しで、待機状態だ。
ドレスの評判は上々の様で、ホッとした。
やはり、綺麗な人々には綺麗な服をという私なりの行動は神様との約束もあるけれど、この国の人々にも受け入れられそうだ。
ホッとしていると、控え室にゼアン君が戻ってきた。
「モネ姉様!僕の服もカッコイイって!リュカ叔父様やおじい様や父様の服も素敵って!モネ姉様はすごいね!」
キラッキラの笑顔で言われて、私は嬉しくてギューッと抱きしめた。
「ゼアン君、ありがとう。教えに来てくれたんだね!」
「うん、僕はもう下がって待ってていいっておじい様とおばあ様が言うから、モネ姉様と一緒に居ることにするね!」
はぅ!天使!
もう、べらぼうに可愛い!
次はまた違った遊びやすい服を作ってあげようと、私は癖になってるデザイン妄想世界に思考を赴かせていた。



