「リュカ様らしい事!」
その場にいたアガタさんもニコニコと笑いながらそう言うから部屋が一気に慌ただしさから温かくゆったりした空気に変わった。
「モネ様、この型紙は後は切り取るだけですね?でしたら私がやっておきますからご飯食べてきて下さいね!」
キーラさんがそう言うので
「お願いするね!皆もキリが良くなったら今日はおしまいにしてご飯食べに行ってね!」
そう言うと、私はお針子部屋から出てリュカさんと食堂へ向かう。
「ふふ、パーティーでは僕がモネをエスコートするからね?兄の特権だよ!」
とニコニコ言う。
それに首を傾げつつ、私も返す。
「お父様とお母様次第だと思うけど?」
「わ!父上と母上はもうその呼び方に固定なの!?じゃあ僕の事も呼ぶ時はお兄様だよ!」
あー、そこ譲らなさそうだよね。
「お兄様ってそう言えばいつくなんだっけ?」
「僕?あぁ、言ってなかったね!僕は二十五歳、姉上が二十九歳。姉上はね、ああ見えて一児の母だよ」
本日びっくり爆弾二つ目放り込まれました!
シャノンさん、結婚してて子どもまで居たのね!
びっくりだよ!
目をまん丸にして驚く私にクスクスと笑いながら、お兄様のリュカさんが教えてくれる。
「姉上の旦那さんは僕らシュヴァイネル家の領地の方で仕事してくれてるんだ。子どもも今はそちらに居るよ。二週間後にパーティーをするなら一週間後には二人ともこの家に来ると思うよ」
「ぎゃー!!二人分のパーティー服追加!しかも採寸から!!」



