異世界にて、ファッション革命起こします!!



更に、声をかけてきたのは1番若いお針子のキーラさん。


「モネさん、イライザ様のデイドレス仕上がりました!」

「はい!確認するね!」

ボティーに掛けられたデイドレスは水色の小花柄の可愛らしい生地。
それを、Aラインで仕立てて裾には共布でフリルを付けて、袖は長袖にして、袖口は別布で切り替えてメリハリをつけた。
襟にはレース編みをあしらい、首元と腰にはリボンをあしらった。
少し可愛らしいデザインだけれど小柄なイライザさんには似合うと思う。


「うん!とってもいい出来よ!キーラさん次はこれを作りたいの、お願いしてもいいかしら?」

「はい!モネ様のデザインとパターンは分かりやすいので大丈夫です!」

「そう、それじゃあ、裁断まで済んでるから仮縫いしてくれる?」

「かしこまりました!」


こうして、ここに来て五日目の今日もお屋敷のお針子部屋は活気に満ち溢れていた。

私も思う存分デザインしてそれを形にしていく作業を、思った以上に早く手伝ってくれるお針子メンバーのおかげで、とっても楽しく生き生きと作業をこなしていた。


そこへ、シュヴァイネル家の執事長がやってくる。


「モネ様、旦那様がお呼びです。執務室までお越しくださいませ」


「はい、分かりました。少し外しますね!」

恭しく頭を下げる、バードンさんに私は返事を返して、お針子さんたちを残し執務室へ向かった。