異世界にて、ファッション革命起こします!!


言葉にしながら撫でると、『ブルル』と鼻を鳴らしたあとにその鼻先を私に向けるので、その辺も撫でてあげる。


「もしも、次があったらまた乗せてね?」

『ヒヒィーン!ブルル』


また首筋を撫でて離れると、リュカさんの目が丸くなってこちらを見ていた。


「シャーリーが姉さん以外を乗せたのも意外だったのに。あのシャーリーが撫でさせて、返事までするなんて。モネ、シャーリーはモネが気に入ったみたいだよ」


そう言われて、シャーリーを振り返れば賢い瞳が人懐こい感じで見つめてきたので


「シャーリーと仲良くなれたみたい。ありがとう、シャーリー!また乗せてね?」

『ヒヒィーン!』


「モネは、なかなかの大物かもしれないな。さ、団長に会いに行くよ」


私とシャーリーのやり取りを、鞍を外しながら見守ってたシャノンさんの言葉に現実に帰る。
強面の可愛いもの好き騎士団長。
どんな人なんだろ?


騎士団長執務室に向かう、そこは三階建ての建物の一番上の奥。
大きな両開きの扉を開ければ、広々とした空間に応接セットと執務机が二つに本棚がある。
豪華と言うよりは使い勝手重視の感じだ。
この人、いい人に違いない!と執務室を見回してから執務机に座る人を見て、私は一目散にシャノンさんとリュカさんの間に逃げた。