整備をしている時、周りの会話は 主に梓と葵ちゃんについてだった、 どっちがタイプだとか、 マネージャーになってくれたらいいのにとか 俺は、梓が他の野球部の誰かと付き合ってしまったらどうしよう…という不安に襲われ 部活に誘ったことを少しだけ後悔した。 と、同時に誰よりも俺が活躍して梓を… という不純な理由からくる闘志がメラメラと湧くのであった。