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「あ、天使ちゃん。これ、持って。

どうも。」






10分ほどで着いた『溜まり場』と思われる場所。








そこで、車から降りて、私は荷物持ちを頼まれた。









「よし、じゃあ着いておいで。」







そう言って優しく私に笑う冠城さんは、まるで猫をあやすようだった。









「広い……。」







中に入ると『D.L』のメンバーだろう人達が各々の時間を過ごしていた。





中には、露出の高い服を着た女の人達も。






倉庫の中は吹き抜けになっていて、正面にはバーみたいな場所がある。








棚に並んでる色々な種類のお酒とカウンターと。








その左側、中央の方には黒の大きなソファーとその前に脚が螺旋のお洒落な机。









入ってすぐ左にはバイクが沢山置いてあって、ガレージみたい。




そこで、バイクを弄ってる人もいる。






バーの右側は2階へと続く階段。






2階は幾つか部屋があるみたい。





対照的に1階の部屋は分かるところにあるのは1つだけ。







後は、ソファーのある場所から左後方に電気の付いてない通路がある。