二人の弔いが終わった後、お祖父ちゃんもお祖母ちゃんも既に居なかった私はパパの家とは縁を切ったと言うパパの妹さんの元に来た。








伯母さんは、この家に初めて来た私に言った。







『引き取ったけど、私はあなたの世話をしない。

中学を卒業するまでは、お金をあげる。



そのあとは、勝手にして。

極力、私に関わらないで。』









おばさんは、本当に何もしなかった。




別に何かをしてほしいなんて図々しいことは考えなかったけど。






私はこの家に居るけれど、居ないもの。






だから、おばさんは関係なくリビングで毎日、毎夜の様にそれをする。








多分、相手はコロコロ変わってると思う。




興味ないから、多分だけど。