ブォォォォンッ!ブォン!ブォォォォォォォンッ!







明け方の街を一人、バイクで走り抜ける。








自分以外、誰も居ない。






車も他のバイクも人も通らない。







どこまでも続く水平線。







心地よく吹く海風。







揺れる木の葉。







そして、走り抜ける私を避ける様に通っていく風。