敬介さんは、手のひらサイズの綺麗な長方形の箱を渡してくれた。 「このネックレスを付けて合コンに行った日は100発100中だったから、和也くんにあげるよ。頑張ってね。」 「・・・何が100発100中なんですか・・。 ありがとうございます敬介さん。」 「恋愛だろうが夢だろうが、 何かに挫折しても、 前に進むことを諦めちゃダメだよ。 ピアノを辞めた俺に生きる道を与えてくれた本郷くんのように、 きっと君にも良い出会いがたくさん待ってるから。」 「・・はい・・。 敬介さんもお元気で。」