「む、無理ですよ!」 「・・・・・・・。」 !? 「・・・痛い痛い!」 思わず本音がこぼれてしまったその時、 先程まで僕に否定的だった茶髪の人が立ち上がって僕のほっぺたをつねる。 「和也だったか? 先輩方がこんなに必死になるんだったら俺も納得したよ。 俺はドラムやってる志郎だ。」 「は、はひ。」 「書いてくれないか?俺達の為に。」 「・・・・・・。」 やってみたい! 僕なんかには無理だ! この狭間で揺れていた僕の決心は、 志郎さんの脅しにも似た睨みで固まる。