いつか君に




次の日



「おはようございまぁす。」



職員室に入り挨拶をする瞳。


そこへ慌てた様子で丸山が寄ってくる。



「瞳先生!」



「丸山先生?おはようございます。どうされたんですか?」



「いや、成沢先生の様子が変でして。」




「成沢先生?」



ふと職員室を見渡すと教員達共有のパソコンに向かって何やら調べ物をしている。
しかし特に変わった様子はない。



「何か変ですか?」




「何かって。。あぁやってパソコンと睨めっこすること早1時間以上ですよ?朝の弱い成沢先生にしては珍しすぎて最早変でしょー。」



「1時間?!そんなに早くから?何を調べてるんです?」



「A組の生徒達の個人データです。わざわざ許可までとって1、2年の頃から遡って1人1人確認するように。」




「何故?そんなことを?」




「いや、僕も聞いてみたんですけど生徒達のことを把握しときたいんでってそれだけだって。」




「今更な気はしますけど。。」



二人が見つめる先で黙々と調べ物を続ける彰。


それは早朝だけに限らなかった。