いつか君に




「話題きっかけの嘘かぁ。。」



2人の回答にまだ納得いかないといった様子の彰。



「もし、仮に辞めるってのが本当なら止めて欲しいのかもよ?」



「それは俺もなんとなく予想できたけど、そんな感じでもないんだよなぁ。。」



「やっぱり事実なんですね?その話!先生のクラスの女子生徒から言われたんですね?」



「あっ、いや、すいません。言われた事は本当ですが、本当のことなのか、何でそんな事を言い出したのか、本当にうちのクラスの生徒なのか、それすらもわからないんですけどね。。」




「頻繁に連絡来るんですか?」



「いや、ここ2、3日はパッタリです。」



「それならやっぱりテキトーな嘘だったんじゃない?それかからかわれてるだけか?」




「なのかなぁ。。」




「成沢先生は女子から絶大な人気ですし?それくらいはあるんじゃないのー??」



「からかわないでくださいよ。」



不機嫌そうな表情で瞳を睨む。



「いずれにしろ、今の段階では何とも言えませんし、無意味な嘘である可能性が高いですからあまり深く考えない方が良いのではないでしょうか?」


瞳はカウンセリングのような口調で彰をなだめた。



「そうですがねぇ。。何か、悩むほどのことじゃないのかも知れないけど何か気がかりで。」