大人の時間〜こんな恋、知らないよ。〜

どうやら自転車がぶつかってきたみたいだ。


「った〜。、、」


なんかもうどうすることもできない痛みが、込み上げて来る。


「あー、、ほんとごめん、、痛いよね?ごめんね、どうしよう、病院行く?」


しどろもどろに焦ってる男の人。


痛い。痛すぎるけど病院に行くほどでもない。血も出てない。


「あ、、大丈夫です。」

私より焦ってるから、大丈夫ですと言わざるを得ない感じだった。

「本当にすみません、、僕の前方不注意で、、」

「あ、ほんとうに大丈夫ですからご心配なく、、、あっ!」

「え?!」


つい声をあげてしまった。
さっき買ったキャベツがボロボロになっていた、、道路の端にある砂利に、無残にも転がっていた。

「あ〜、キャベツ、、」

キャベツ安かったからいいんだけど、せっかく橘さんがオススメしてくれたのに、、

チラッと男の人を見るとやってしまったの顔をしている。

逆に大丈夫かなこの人。罪悪感で押しつぶされてそう。

「あ、大丈夫ですから、もうどうぞ、」

どうぞ、行ってください、と言おうとした。

「キャベツ弁償するから!まってて!」

すると凄い勢いでスーパーへの道に戻って行った。

ここで放置されても困るんだがな、、