ダブル☆愛☆

ごめんね……。

私はまなとの約束を果たせなかったことが、とても悔しかった。

そう思うと、とても心が痛い。


……あれ?

私は頭を押さえた。

何か急に頭に激痛が……。


「お姉ちゃん……どうしたの?」

違和感に気付いたまなは、私に声をかける。


まなに返事をすることすら無理で。

突然の激痛で意識をなくして。

ついに。


バタッ。

私は倒れてしまった。


「お姉ちゃん!?ねえ、お姉ちゃんってば……‼」


遠くでまなの声が聞こえるような気がするけど。

もうダメ……何も考えられない。


私はそのまま意識をなくしてしまっていた……。