「姉貴、帰ろう…」


「大、一体どうしたって言うのよ?」


「いいから‼」


「愛美ちゃん、本当にごめんね」


申し訳なさそうに凛さんが私に謝る。

そして。


大は凛さんの手を取って。


一緒に帰ってしまった。




ポツンと1人残された私は。

その場にしばらく立ち尽くしていた。



何が起こったの?


私は悪い夢でも見ているの?


もしそうなら早く夢から覚めたい‼