え……!!?


もしかして、これって……?

そう思ってるのも束の間。


大の唇が、私の唇に優しく触れた。


そう。

それは甘くも優しい、私のファーストキス。




「めぐ、大好きだよ」

耳元で大が囁く。


体に電流がはしったような感覚に襲われる。


でもね。


今私は幸せに満ちていたの。

だから満面の笑みで、私は大にこう言ったの。





「私も、大好きだよ……」