麗那side

私の名前は、米澤麗那。

突然だけど私は恋をしている。

その相手は白石颯って言うの。

私の親友兼幼なじみみたいな関係で颯ちゃんって呼んでる。

颯ちゃんの容姿はとってもかっこよくてモテモテ。

黒髪のさらさらとした綺麗な髪は女の私からみても羨ましい。

背はとっても高くて189cmもあるの。

…私は145cmなのに。

神様ったら理不尽よ!

颯の顔見るには顔をあげないといけないし颯の顔を見ると颯はすぐに顔が真っ赤になるの。

なんでかな?

あ!それにね。

目鼻立ちは取ってもいいし、口調も優しくて相手に好かれやすい。

人懐っこいからすぐにいろんな人と仲良くなる。

その上只でさえかっこいい顔なのに、にこにこしながら人に話しかけるの。

そのにこにこにみんな心をズキュンッと撃たれてしまうの。

ちなみに私はもう撃たれすぎて瀕死状態になりつつある笑笑

颯「麗那?」

ギュッ、すりすりっ

………ほらね?

もう可愛いしかっこいいし困っちゃう。

今だって抱きついて私の首に顔埋めてすりすりしてる。

はぁ……、颯は女の子に生まれてきた方が良かったんじゃない?

甘え上手だし人懐っこいし可愛いし………。

私と大違いで困るわ。

颯「麗那、麗那」

すりすりっすりすりっ

あぁ…、何でかしら耳とすっごく振ってる尻尾が見える。

麗那「よしよし、颯どしたの?」

そう言って颯の頭を撫でると颯は嬉しそうに手にすり寄ってくる。