ばーか。〜あいつを振るなら、俺がその理由になってやるよ。〜



昼休み、2人で奮発してコンビニで高いアイスクリームを買ったとかいう

カケルとみいのラブラブストーリーを聞きながらの昼食を済ませたあと、

小野寺くんに「これから暇?」と訊かれた。

みいがカケルと放課後にデートをするほどの幸せなラブラブ生活を送っていることはわかったしと思い、「うん」と返すと、

今度は「右手は生き返った?」と訊かれた。


「いいよ、付き合ってあげる」

暗算のお誘いだと確信すると、わたしは少々上からな言い方で言った。

小野寺くんも、まるでわたしの挑発に乗るような雰囲気で

「負けねえぜ?」と、爽やかでかわいらしい美貌に少し悪い笑みを浮かべた。