ばーか。〜あいつを振るなら、俺がその理由になってやるよ。〜



カケルは今どうしているだろう、

好きだという人と付き合ったのだろうか、

それならば幸せだろうかなどと違う高校へ進んだカケルのことを考えながら迎えた放課後、

わたしはみいに誘われて近くのファミリーレストランに立ち寄った。

初めて入るレストランだったが、かなりの甘党であるみい曰く、デザート類がかなり美味しいとのことだ。

種類も豊富らしい。


案内された席に着くと、みいはふうと息を吐きながら鞄を隣の椅子に置いた。

教科書ぶち込んだスクールバッグって地味に重いよね、と笑う。

「はあ。いいでしょ、落ち着いた感じで」

「そうだね。ちょっと……自分のいるべき場所じゃない感あるけど」

わたしは後半、辺りを見回しながら言った。

「そう? 安心して? この店舗はあたしの行きつけだから。店員はみんな友達みたいなもんだよ」

てか今のめちゃめちゃかっこくね、と小綺麗な顔をくしゃくしゃにして笑うみいに、「すっごいかっこいい」と素直に返した。