ばーか。〜あいつを振るなら、俺がその理由になってやるよ。〜



校則違反ぎりぎりのイメージチェンジをして登校すると、

廊下側から2列目の前から3番目、

わたしの席から1つ後ろの席で頬杖をつき、窓のほうを眺めるカケルに「おはよう」と声を掛けた。

カケルからも「おはよう」という声は返ってきたが、

視線は窓のほうから帰ってこない上、声もいつもよりつまらなそうなものに聞こえる。


廊下側から3列目以降に、わたしに飽きたカケルを魅了する女子がいるのだろうかという嫌な考えを振り払い、荷物の片付けに専念した。