《翔太STORY》

佐々木に付いてくと、踊り場に着いた。

「んで?どうしたんだよ」

佐々木は、仲良い方だった。

「お前、死ぬのか?」

「……っ!」

んで知ってんの……

「偶然、おじさん話してるとこ聞いてさ。藤崎と倉木って付き合ってんだろ?お前なんか邪魔じゃね?」

「……!邪魔……?」

「幸せに出来んのかよ」

「……!!」

「俺なら、幸せに出来るけど」

ーートサッ

幸せ……?邪魔……?

俺は美麗にとって、邪魔な存在なのか……?美麗を……幸せに出来ないのか……?