手術は終わったけど、翔太は目を覚まさなかった。

目を覚まさず、1週間が過ぎた。

「翔太……」

一度家に帰って来たあたしは、一昨日貰ったプレゼントの箱を抱いていた。

ーー…クシャ

「……!」

紙のような感覚が感じた。見てみると、手紙が挟まっていた。

紛れもなく、翔太の字だった。

手紙を開くとーー