そう言った翔太の顔は、悲しそうな感じだった。

「すぐ疲れるとか、体力落ち過ぎだろ……」

小さく呟いた。翔太は、笑ってた。泣かないで……笑ってた……

笑い事にして、考えないようにしようとしてるんだ……

「はあっ……はあっ……」

「大丈夫?」

「ん……大丈夫……美麗、明日、楽しみにしてろよ」

「へ?」

明日ってなんかあったっけ?うん?

翔太の笑みは、幸せそうだった。

《美麗STORY END》