上靴のまま、体育館にクラス別男女混合名簿順で入る用意をする。私は、苗字が『は』行だから、丁度クラス名簿の中間といったところだ。
「新入生、入場!!」
体育館の中から、吹奏楽部が吹いてるだろうと思われる音楽が聞こえてくる。
パッパラパーパラパッパラパー。
タンターンタンタンタンタンタンタンタンタン。
タラタララ~。
なんだっけ、この曲、と思いながら入場する。
その曲が、春風のマーチだと知ることは、しばらくないというのは、この時は知らなかった。
前の番号の人は、サッカー部に見える肌のやけた、どちらかというとかっこいい男子だった(おそらくモテるであろう)。もっとも、私は全っ然タイプじゃないけど。その男子の後ろについて歩く。なんか、緊張するなぁ、と思いながら席につく。
しばらく進んで、新入生の名前が1人1人担任の先生に呼ばれるところまで進んだ。
ついに、私の1人前まで来た。
「林蓮翔さん」
「はい」
なんとなくイケメンは、レントくんと言うらしい。それよりも、次は私の番だ。
「早藤ももさん」
「はい」
私の名前が呼ばれた。返事をして、立つ。一瞬、貧血のようにフワッと視界が揺らぐ。大丈夫、立てる。私は、グッと足に力を入れる。
次々クラスの人が呼ばれていって、最後の人が呼ばれた。
「1年4組着席」
担任の先生が言う。私は着席して、ふぅっと息を吐く。ほらやっぱり、大丈夫だ。私は微かに安堵する。なんとなくイケメンは、足を組んで、うつらうつらとしていた。日本人形みたいな京ちゃんに比べて、なんとなくイケメンのレントくんは、真面目とは言い難いのかも知れないな、と思った。
「新入生、入場!!」
体育館の中から、吹奏楽部が吹いてるだろうと思われる音楽が聞こえてくる。
パッパラパーパラパッパラパー。
タンターンタンタンタンタンタンタンタンタン。
タラタララ~。
なんだっけ、この曲、と思いながら入場する。
その曲が、春風のマーチだと知ることは、しばらくないというのは、この時は知らなかった。
前の番号の人は、サッカー部に見える肌のやけた、どちらかというとかっこいい男子だった(おそらくモテるであろう)。もっとも、私は全っ然タイプじゃないけど。その男子の後ろについて歩く。なんか、緊張するなぁ、と思いながら席につく。
しばらく進んで、新入生の名前が1人1人担任の先生に呼ばれるところまで進んだ。
ついに、私の1人前まで来た。
「林蓮翔さん」
「はい」
なんとなくイケメンは、レントくんと言うらしい。それよりも、次は私の番だ。
「早藤ももさん」
「はい」
私の名前が呼ばれた。返事をして、立つ。一瞬、貧血のようにフワッと視界が揺らぐ。大丈夫、立てる。私は、グッと足に力を入れる。
次々クラスの人が呼ばれていって、最後の人が呼ばれた。
「1年4組着席」
担任の先生が言う。私は着席して、ふぅっと息を吐く。ほらやっぱり、大丈夫だ。私は微かに安堵する。なんとなくイケメンは、足を組んで、うつらうつらとしていた。日本人形みたいな京ちゃんに比べて、なんとなくイケメンのレントくんは、真面目とは言い難いのかも知れないな、と思った。

