うちらの青春

合唱コンの曲、COSMOSの伴奏は井上茉幸ちゃんがやることになった。指揮は、まこちゃんだった。
(ダブルまこだ…!)
そして私は、実行委員になっていた。私の他に、まこちゃん、まりんちゃん、あと小室誠悟という大きい男子だった。
(せいごは、一見すると柔道部だけど、吹奏楽部のトランペットをやっているというギャップが面白いんだよなぁー)
その4人が中心になり、昼休みや練習時間はめいいっぱい練習に努めた。すると、まこちゃん(西田の方)がリーダーシップを発揮し、クラスがどんどんまとまっていった。
(やっとひとつになれた感じ)
すごく、団結感がうまれている気がする。私が話しかけられる人も徐々に増えていった。

そして、合唱コン前日。実行委員は明日の朝、みんなより早く学校に来て、黒板に応援メッセージを書くことになっていた。私は、ここ最近体調が優れず、通院している病院の先生に、自転車通学をストップされてしまった。あと、体育の授業も。プールもドクターストップだ。最っ高に嬉しい。まぁ、全部嫌いなことなのでよかったが、文化図書委員は自転車で早く会場に行かなくてはならないらしい。そして、車で送ってもらっている身なので、弟が家を出るまで家を出れない。それに対しても文句を言えない。
(どーすんの)
自転車で行くのは禁止。絶対歩けない距離だし…(自転車で片道30分くらいだ)。
(あぁあーっ!)
どうするのが正解なのか、私には分からない。

「よぉっしゃああ!パパありがとー!」
お風呂からあがった私は、パパの前でぴょんぴょん飛び跳ねていた。朝、パパが早く送ってくれるというのだ。集合時間は7時40分なのに、学校つく時間は7時20分予定。早すぎるがまぁいい。
(遅いより、早い方がいいよね)
私は明日が待ち遠しかった。